全国|町内会の盆踊りまで さがす

屋台が出る祭りはどれくらいあるのか

掲載中の祭りの屋台の有無を全国で数えました。「出る」と確認できたものと、出典に書かれていないものの割合を、都道府県・種類・出典の種別ごとに出しています。

祭りに出かける理由が屋台だという人は多いと思います。ところが「屋台が出るかどうか」は、 告知にきちんと書かれていることのほうが少ない項目です。 掲載中の13,141件を実際に数えると、次のようになりました。

「出ない」と確認できたものが1件もありません。 これは屋台のない祭りが存在しないという意味ではなく、 「屋台は出ません」とわざわざ書く告知がほとんど無いという意味です。 だから当サイトでは、書かれていないものを「出ない」に振り分けず、すべて未確認のままにしています。

祭りの種類でまるで違う

種類ごとに、屋台が出ると確認できた割合を並べます。件数の多い上位8種類です。

花火大会がいちばん高く、例大祭がいちばん低くなります。 ただしこれを「神社の例祭には屋台が出ない」と読んではいけません。 例大祭のデータは神社庁の一覧をもとにしたものが中心で、 その一覧にはそもそも屋台を書く欄がないからです。 出ないのではなく、書いていないので分からない、というのが正確なところです。

「未確認」の正体は、出典の書式

それがはっきり出るのが、出典の種別で割った表です。

出典の種別掲載数屋台ありと確認割合
まとめサイト 859 785 91.4%
地域メディア 2,058 1,044 50.7%
行政の発表 693 219 31.6%
主催者・神社の公式 9,531 195 2.0%

まとめサイトを出典にしたものは、屋台の有無が分かる割合が飛び抜けて高くなります。 こうしたサイトは掲載の様式に「露店」という欄を持っていて、 取材した人が必ずどれかを埋める作りになっているからです。 反対に、神社や主催者の公式発表を出典にしたものは低く出ます。 公式のお知らせは日時と場所を伝えるのが目的で、屋台の話は書かれたり書かれなかったりします。

つまりこの表が示しているのは祭りの性質の差ではなく、出典の書式の差です。 データを都道府県で割ったときに出る差も、大部分はこれで説明できます。

都道府県の差は、県民性ではない

屋台ありの割合が高い県掲載数割合
熊本県 31 96.8%
山口県 34 94.1%
長野県 43 93.0%
三重県 45 91.1%
新潟県 68 88.2%
愛媛県 43 86.0%
低い県掲載数割合
愛知県 3,156 2.7%
広島県 786 2.9%
兵庫県 3,889 3.0%
北海道 756 17.5%
神奈川県 776 18.0%
東京都 1,406 18.9%

いちばん低いのは東京都と神奈川県ですが、これは首都圏の祭りに屋台が少ないからではありません。 両都県は神社庁の例祭日の一覧から集めたデータの比率が高く、 その一覧に屋台の欄が無いために未確認が積み上がっています。 掲載件数が少ない県ほど、まとめサイト由来の大きな祭りが占める割合が高くなり、 結果として割合が高く出ます。この表は各県の祭りの実態ではなく、 当サイトのデータの偏りを表したものとして読んでください。

規模で見ると、素直な差が出る

規模掲載数屋台ありの割合
市規模 1,147 93.1%
区規模 21 61.9%
地区規模 10,336 5.0%
町内会規模 1,637 39.4%

市が主催するような大きな祭りは、ほとんどで屋台の有無が分かっています。 規模が小さくなるほど割合は下がりますが、 これも「町内会の盆踊りには屋台が出ない」という話ではありません。 町内会の告知は掲示板の貼り紙や区の広報が出どころで、 そこには開催日と場所しか書かれていないことが多いのです。 実際に行ってみると、焼きそばとかき氷の模擬店が出ていた、ということはよくあります。

探すときにどう使うか

当サイトの一覧では、屋台が出ると確認できた祭りに提灯色のしるしを付けています。 しるしが付いていないものは「出ない」ではなく「分からない」なので、 屋台目当てで遠出するなら、しるしの付いたものから選ぶのが確実です。 近所であれば、しるしが無いものも一度のぞいてみる価値があります。

この記事の数字は、お祭りマップに掲載している 13,141 件の祭りのデータをページの生成時に集計したものです(2026年8月時点)。 掲載件数が増えれば数字も動きます。集計に使ったのは各祭りの 出典つきの掲載データだけで、外部の統計は使っていません。

ほかの読みもの

← 読みもの一覧 / 祭りをさがす